ライン
上海出産体験記

ライン


出産編

00.5.03

いよいよ出産
入院生活

**いよいよ出産**

中国人の女性の半分以上は自ら帝王切開を望みます。なぜなら一人っ子政策なので帝王切開で出産しても2度目の出産のことを考えなくてもいいし、そんなに痛い思いをして出産しなくてもいい、という思想が有るそうです。しかし、私の出産した国際和平では医師はできるかぎる自然分娩を推奨しているようでした。

一日目:
陣痛が始まった私は主人と義母と共に病院へ、日曜日の朝だったので急診窓口で内診を終えた後パジャマに着替えて即入院。ところが陣痛があまり進まない為、病室にいてもつまらないからと外にピザを食べに行き、今日はきっと産まれないなと余裕でした。夜になると痛みが大きくなってきて陣痛室に移動したのですが、ここからは主人の付き添いは不可能ということで非常に寂しくつらい一晩。室内はベッドが二つ有り、つい立のとなりでは私と同じように陣痛に苦しむ中国人の女性の叫び声が聞こえてきて奇妙な夜でした。

二日目:
明け方なかなか進まない陣痛の処置として人工破水を施したら次々と陣痛の波が襲って来た。痛みもまるでローラーにお腹を引かれるような激痛に変わり一人でこの痛さを耐えるのは辛すぎるー、という時に病院側が年配の助産婦の方を手配してくれました。(それ以後陣痛室から分娩室までずっと彼女が付き添ってくれて、マッサージをしてくれたり、飲んだり食べさせてくれたり、汗をふいてくれたり、心細かった私を励ましてくれました。ちなみに彼女には1時間25元お支払いしました)痛みに耐えること4時間、ついに分娩室へと移動。妙に染みる消毒を終えた後助産婦サンの「用力/ヨンリー(いきんで)」の声に合わせて全身の力を振り絞っていきむこと数回。お昼過ぎ、出た出た「チュルルン」って。見事中国で出産成し遂げちゃった。わーお、よかったうちの子ちゃんと人間の形してるー。でもママへろへろよー。分娩台で出産後初めて口にしたヨーグルト言うまでも無くめちゃくちゃ美味しかった。

ちなみにお医者サンも助産婦サンも全員女性でなごみ系なのですが、唯一陣痛室から分娩室へ担架を使って移動を手伝ってくれる力仕事だけは男性でした。あとこっちの人は陣痛の時に出産に備えて食べるものはどうもパン系らしい。「パンを食べろ、パンだ。パンだ。」と口やかましく言われたのを覚えている。




**入院生活**



出産後の病室は外国人は全て個室です。ローカルの人は個室と同じ大きさの部屋を3人で使用していました。個室にはベッドが2つ(付き添いの人も泊まれます)、バスルーム、TV、冷蔵庫、電話、エアコン付きでかなり快適に過ごせました。ちなみに電話は掛け放題だったので出産直後からがんがんインターネットやってしまいました。国際電話は掛けれなかったのが残念。日本語をしゃべる助産婦が1人いました。

食事は2種類あって選べます。
高いほうのメニューは朝はおかゆと豚マン(マントウ)、昼と夜は御飯に中華の野菜いため、肉料理または魚料理にスープが付きます。ちょっと脂っこいし味も濃いめですが量だけは食べきれないほど出てきます。
安いメニューは朝は同じで、昼と夜は御飯に1品のみです。
これも外国人はほぼ強制的に高いメニューを注文するようになっているみたいでした。といっても安いメニューの方を1日だけ食べたのですが口に合いませんでした(つまりまずい)。ローカルの人は家から好きなおかずを毎日持ってきてもらっているようでした。私も主人の義母が毎晩おかずを持ってきてくれたので食べないわけにもいかず、産んだ直日と退院する日には体重が2キロ増えてました(涙)。

出産後すぐに24時間母子同室です。24時間看護婦さんが定期的に母子ともにチェックしにきてくれるのですが、1日目、2日目は母乳があまりでなかったのでぐっすり休めず、しんどかったです。頼めば粉ミルクを飲ませてくれます。授乳指導は無く母乳奨励の冊子を貰っただけでした。(もちろん中国語で書いてあったので面倒くさくて読まなかったけど)また入院中は看護婦サンが紙おむつを交換して来てくれるのですが、間隔が長かったのが気になりました。入院中は赤ちゃんの沐浴は個室内の洗面所で洗面器にお湯をはって一日一回午前中に看護婦サンが手際良く入れてくれます。特に沐浴指導などはないのでこの時じっくり観て手順など覚えておかないといけません。ローカルの人はフロア毎に指導があるようでした。

定期的にチェックしにきてくれる看護婦サン以外にも一日中色んな人がバタバタと部屋を出入りしますのでちょっと落ち着かないと感じた時も有りました。
例えば:床拭きのおばさん、ゴミ捨てのおばサン、タオル変えのおばさん、パジャマ交換のおばサン、シーツ交換のおばさん、配膳のおばさん、熱水瓶のお湯交換のおばさん、・・・一度に一人がやればいいと思うこともちゃんと担当が決まっててそれぞれ別のおばサンが時間差で来るんだな。どのおばさんも来る度に「あんたは何人?」と話し掛けてくるからまたこれがまた頭が痛かった。

産まれて2日目に肝炎とBCGの予防接種を行いました。その後は指定された場所に接種しに行きますがスケジュール等は日本とかなり違います。

会陰縫合の抜糸が必要無かったので私は出産後5日目の朝に退院しました。

入院費用は個室1泊850元。食事代1日25元(安い方は5元)。
その他分娩費用を含めて約6000元でした。










←HOME BACK NEXT→
広告 [PR]  ダイエット キャッシング わけあり商品 無料レンタルサーバー